JUKIとソニーが実装機器事業統合に関する正式契約を締結、合弁会社設立へ

2013年5月30日 17:31

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 JUKI、ソニー及びソニーの100%子会社であるソニーイーエムシーエスは30日、JUKI、ソニー及びソニーイーエムシーエスが運営する実装機器及びその関連事業の競争力強化を目的とし、JUKIが2013年8月1日付で設立予定のJUKIオートメーションシステムズ株式会社の下に各社の該当する事業を統合し、合弁会社とすることについて、本日正式契約を締結したと発表した。なお、合弁会社への出資比率は、JUKIが約81%、ソニーイーエムシーエスが約19%となる予定。

 合弁会社は、JUKI、ソニー及びソニーイーエムシーエスの実装機器およびその関連事業を統合することで、開発・設計・販売面においての再構築を図る。また、合弁会社は、開発効率の向上、製品ラインナップの拡充による販売の拡大、相互の技術ノウハウを活かしたソリューション営業の強化等に取り組むことで、事業基盤を強固にするとともに事業の拡大を目指していく。

 JUKI、ソニー及びソニーイーエムシーエスは、今後必要な関係当局の承認及び許可の取得等を条件として、2013年秋を目途に取引の完了を目指す。

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