ホンダ、新型「NSX」の米国生産工場を発表 2015年に量産開始へ

2013年5月15日 10:48

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 ホンダは15日、米オハイオ州にあるホンダR&Dアメリカズのオハイオセンターに近接する場所に、約7,000万ドル(約66.5億円)を投資して、新型「NSX」を生産する工場「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」を設立すると発表した。

 同新工場は、ホンダにとってオハイオで3番目の四輪車生産工場となり、新型NSXの開発を行うホンダR&Dアメリカズのオハイオセンターからほど近いメアリズビル四輪車工場に隣接する場所に設立する。

 新型NSXは、従業員が持つ職人の技と新たなアプローチを取り入れる生産技術を調和させたパフォーマンス・マニュファクチュアリング・センターのみで生産され、北米での販売を皮切りに世界中の顧客に販売する予定。新工場では、新型NSXの2015年の量産開始に向けて既存のオハイオ工場から約100人の従業員を選抜し、新型NSXを高いクラフトマンシップで生産するための工程のトレーニングを開始する。

 新型NSXは、軽量なボディに次世代の直噴VTEC V型6気筒エンジンをミッドシップレイアウトで配置するとともに、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling - All Wheel Drive)」を搭載した新しい価値を提案するスーパースポーツモデル。新型NSXのSPORT HYBRID SH-AWDは、エンジンと高効率モーターを内蔵したデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステム。

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