日本橋の「茅場町グリーンビルディング」が竣工、複数の先進技術を日本初導入

2013年5月10日 15:17

印刷

外観写真(写真:三菱地所)

外観写真(写真:三菱地所)[写真拡大]

 三菱地所は9日、東京都中央区日本橋茅場町において「(仮称)茅場町計画」として開発してきた「茅場町グリーンビルディング」が、5月10日に竣工すると発表した。

 「茅場町グリーンビルディング」は、三菱地所グループが目指す次世代オフィスの一つの姿を形としたもので、同社グループが自社内で実験を進めてきたハイブリッド輻射空調システムや知的照明システムなど、オフィス環境を一新する複数の先進技術をテナントビルとして日本初導入している。

 これにより、ワーカーが十分に知的生産性を発揮できるオフィス環境とともに、非常に高いレベルの環境性能も実現。一般のオフィスビルに比べて使用エネルギー(CO2換算)を約45%削減できる見込みであり、CASBEE-Sクラスにも認証されている(実施設計段階)。

関連記事