全日空、ボーイング787型機の定期便運航を6月1日より再開

2013年5月9日 16:56

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 全日本空輸(ANA)は9日、運航停止中のボーイング787型機について、必要な改修作業を実施し、バッテリーに対する信頼性とボーイング787型機に対する安全性を十分確認した上に、改修された機材の飛行状態を確認する為の確認フライト及び運航乗務員の慣熟飛行の実施等、あらゆる準備を整えた上で、2013年6月1日より定期便運航を再開すると発表した。また、全日空は、ボーイング787型機の定期便運航再開に併せ、6月以降の国際線・国内線サマーダイヤの一部を変更する。

 国際線については、成田=シアトル線、サンノゼ線の運航を6月1日より再開する。また、ボーイング787型機を新たに羽田=台北(松山)線、成田=北京線等に順次投入していく。成田=シアトル線、サンノゼ線の予約・販売は5月10日から開始する。

 国内線については、ボーイング787型機を既存の運航路線に加え、6月1日より羽田=秋田線、6月15日より羽田=富山線に投入する。また、7月以降は夏季需要を踏まえ、沖縄路線を中心とした増便を実施する。

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