【編集長の視点】進和は高値肉薄、通期業績の上ぶれ期待を高め増配も再評価し割安修正

2013年5月9日 10:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  進和<7607>(東1)は、5円高の1213円と反発し、4月12日につけた年初来高値1235円に肉薄している。今年4月11日に今8月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、8月通期業績は期初予想を据え置いたが、上ぶれの可能性が高いとして自動車関連の好実態株として割安修正買いが再燃している。

  2Q累計業績は、売り上げを期初予想より2億900万円引き下げたが、逆に経常利益を2億7000万円、純利益を2億3800万円それぞれ引き上げ、純利益は7億9300万円(前年同期比70%増)と大幅続伸した。国内ではシートフレーム溶接設備やイオン注入装置の売り上げが増加し、米国、タイでは日系自動車メーカーのモデルチェンジなどで溶接設備や溶接治具が好調に推移しており、このところの急速な円安で約2億円の為替差益が発生したことが、上方修正要因となった。

  8月通期業績は、今年8月にジェイテックセンター(名古屋市守山区)の第1工場を閉鎖し、第2工場にその機能を移管して統合することを予定、この統合で固定資産の廃棄損などが期初計画より増加する可能性があるとして期初予想を据え置き、純利益を11億2000万円(前期比10%増)と見込んでいるが、為替レートはさらに円安様相を強めているだけに上ぶれ期待も高まっている。なお配当は、35円(前期実績33円)に増配を予定している。

  株価は、今期第1四半期の2ケタ続伸業績を評価して1000円台に乗せ、2Q累計業績上方修正で年初来高値まで上値を伸ばし、高値もみ合いを続けてきた。PER13倍台の割安修正で、高値抜けから2009年1月高値1500円を次の上値ターゲットとしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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