【株式評論家の視点】ミルボンは世界人口の7割の黒髪女性が潜在需要、海外展開を積極化

2013年5月9日 09:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ミルボン <4919> が早くも微調整切り上げの兆しを強めている。4月25日の高値3800円から一呼吸入れていたが、そこから立会日数4日後の5月2日の3625円で底入れを完了し、出直り相場に転じてきた。ほんのわずかの調整にとどまったことで、チャート的には昨年11月19日の2506円を起点とする上昇トレンドが引き継がれているパターンと思われる。

  今2013年12月期の第1四半期決算は売上げが52億9100万円と、前年同期比8.9%増を達成、営業利益も9億200万円と同9.3%増を確保した。通期見通しも売上げ2321億円(前期比5.5%増)、営業利益42億5000万円(同6.6%増)の順調な収益が見込まれている。

  ヘアケア用剤部門では、2月度発売のエイジングケアブランド「プラーミア」と「オージュア エイジングケアシリーズ タイムサージライン」の滑り出しが好調で、染毛剤部門では、グレイカラー剤(白髪染め)「オルディーブ ボーテ」、ファッションカラー剤「オルディーブ」が順調に推移していることが背景。

  また、海外子会社の売上高が、美容室に対する活発な教育活動等により順調に伸長していることも業績に寄与している。この海外の展開力が、今後同社が高く評価されていく大きな要因である。今期の第1四半期決算においても海外の売上げ比率は3億7600万円と前年同期比15%増を達成した。全世界の人口の約7割は黒髪であり、その多くが暮らすアジアでの展開を積極化している。中でも韓国、香港、台湾で美容に対するニーズが高く、中国も沿岸都市の富裕層を中心に美容意識が強まっている。今後は経済成長とともに美容ニーズが強まると予想されるタイ、ベトナム、マレーシアへ進出していく方針。黒髪の日本市場でトップシェアを確保した同社のブランド力が大きくアピールしていきそう。(株式評論家・隆盛)

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4919.T&d=6m

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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