関連記事
【アナリストの眼】マルマエ株価は4月高値に挑戦、スマホ向け好調で今期29%増益
<業績&株価分析>
精密部品加工のマルマエ <6264> (東マ)に注目したい。今期(13年8月期)の収益改善期待を強めており、株価はトレンド好転を確認して上値を窺う態勢のようだ。
半導体・FPD・太陽電池関連製造装置に使用される真空部品や電極などの精密加工事業を主力としている。今期の業績(非連結)見通しは、FPD分野のスマートフォン向け装置部品が堅調で、売上高が前期比0.3%減の11億円、営業利益が同29.0%増の65百万円、経常利益が同2.1倍の45百万円、純利益が40百万円で最終黒字化を見込んでいる。
第2四半期累計(12年9月~13年2月)業績は、前年同期比6.2%減収だったが、同35.2%営業増益で期初計画を上回り、利益面ではすでに通期見通しを超過達成している。製品構成改善なども営業損益改善に繋がり、円安進行メリットで為替差益の発生も寄与する模様だ。半導体分野の市場環境が不透明として通期見通しを据え置いているが、上振れの可能性があるだろう。
なお13年3月度の月次受注残高(速報値)は、FPD分野が1億39百万円、半導体分野が36百万円、その他分野が1百万円、合計が1億77百万円(前年同月比で62.1%増加)となっている。
株価の動きを見ると3月中旬に動意付いて水準を切り上げ、4月12日には5万4300円まで上値を伸ばして、11年7月の5万1400円を上抜く場面があった。その後は上げ一服で概ね4万円近辺で推移したが、5月8日には4万6000円台まで戻す場面があった。今期収益改善期待で上値を窺う態勢のようだ。5月8日の終値4万4550円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS2292円79銭で算出)は19~20倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線近辺から反発し、週足チャートで見ても13週移動平均線が接近して反発している。サポートラインが機能してトレンド好転を確認した形だろう。通期見通しの上振れの可能性もあるだけに、収益改善期待で4月高値を目指す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【アナリストの眼】毎日コムネットは学生専用マンション好調、株価上昇基調、06年以来の4ケタも(2009/05/07)
・【狙い場・買い場】鈴茂器工は小休止終了、再上昇へ、業績好調続く(2009/05/07)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
