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【狙い場・買い場】ハピネットは増益転換観測業績を先取り下げ過ぎ訂正再燃も
ハピネット <7552> は、下降中の25日移動平均線水準で下値を試しているが、この株価水準は、2011年11月末に実施した株式分割の権利落ち後の往来相場のちょうど中間点に位置している。株価が今後、上方にシフトするのか、下方リスクを強めるのか、いわば分岐点に差し掛かっているものだが、これを左右するのが、今年5月10日に予定している3月期決算の発表となりそうだ。下方修正した前期業績に対して今期業績の増益転換が観測されており、観測通りとなれば、上ぶれ展開が有力になる。今年2月にも、前期第3四半期(3Q)決算の発表をキッカケに年初来高値920円まで200円高しており、この再現で年初来高値更新から株式分割権利落ち前の4ケタ台回復も十分、射程圏に入ってくる。
同社の株価は、昨年11月に前期業績を下方修正したことが響き株式分割権利落ち後安値550円まで売られた。業績下方修正は、玩具事業でキャラクター商材の「仮面ライダー ウィザード」は好調に推移したものの、トレーディングカードなどが苦戦し、映像音楽事業でも、インターネット利用の配信に押されてパッケージ市場が低迷、ビデオゲーム事業も、新型ゲーム機発売や一部ヒット作はあったものの、ソーシャルゲームの普及がマイナスとなったことなどが要因となっており、期初の連続増益予想が減益転換、純利益は、18億円(前々期比26%減)と見込んだ。
これに対して今年2月は、発表した前期3Q業績が、2ケタの減収減益となったが、利益水準そのものは、下方修正した3月通期業績に対して高進捗、純利益は、19億9500万円(前年同期比15%減)と通期予想純利益を1億9500万円上回って着地した。このため株価も、年初来高値まで200円高した。
5月10日の決算発表では、グループ会社のバンダイの新商品効果などから増益転換、東洋経済会社四季報春号では今2014年3月期純利益を21億5000万円と観測している。観測通りの決算発表となるか、注目されることになり、2月相場の再現期待も高まる。
株価は、2011年11月末実施の株式分割(1対2)の権利落ち後は、前期業績の下方修正で550円安値まで突っ込む場面もあったが、基本的には上値を900円台とする300円幅の往来相場を続けてきた。現在の株価は、この下へのオーバー・シュートを修復し往来圏の中間点に位置し方向感を模索しているところである。投資採算的にもPERは9倍台、PBRは0.8倍と割り負けていることから上方シフトの可能性が強く、決算発表に向けて待ち伏せ妙味を示唆しているといえそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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