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ヤンマー、中国で立形水冷ディーゼルエンジンを生産開始
ヤンマーは30日、中国現地法人において産業用立形水冷ディーゼルエンジンの生産を開始すると発表した。2013年8月下旬に生産開始する予定。生産能力は2015年に60,000台を見込んでいる。
ヤンマーは2003年以来、中国現地において単気筒ディーゼルエンジンの生産および販売を行ってきた。近年中国内においては、都市部およびその近郊の開発が進みつつあり、住宅建設や上下水道工事を行う際に使用される小型建設機械などの需要拡大に伴い、それら作業用機械に搭載されるエンジンについても、単気筒ディーゼルエンジンと比較してより出力の大きい立形水冷ディーゼルエンジンの需要が現地において高まっている。
さらに、環境保護を重要課題に掲げる中国政府は、かねてより排気ガスによる大気汚染を問題視しており、2005年には農用車や作業用車両の排気ガス規制を強化する方針が打ち出され、作業用機械や車両の各完成品メーカーは規制に対応できるエンジンの確保が急務となってきている。このような背景により、今回ヤンマーは現地法人工場内に高出力な立形水冷ディーゼルエンジンの生産ラインを新たに導入する。
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