ブロードメディア:前期は赤字だが、今期は一転大幅増収増益で黒字回復を見込む

2013年4月30日 11:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「コンテンツ」でのクラウドゲーム事業の開始や教育サービスの成長が期待される

  ブロードメディア <4347> (JQS)の前期13年3月期連結業績は、「ネットワーク営業」は減収となったが、「コンテンツ」「放送」「スタジオ」「技術」の4つの部門が増収となり売上高は、129億68百万円(前年同期比3.9%増)と増収を計上した。損益面では営業利益は、「スタジオ」は増益を確保したが、「コンテンツ」と「技術」が減益となり、加えて「放送」と「ネット営業」が営業損失を計上したことで、1億66百万円(同79.3%減)と減益となった。経常利益は、営業利益の減益に加えて、リース債務に係わる支払利息や持分法による投資損失が増加し、経常利益△2億15百万円(前年同期8億円の利益)となった。当期純利益は、経常損失の計上に加えて、繰延税金資産の取崩しにより、法人税金などが増加し、△4億24百万円(同4億79百万円の利益)と赤字を計上した。

  各セグメント業績を見ると、「コンテンツ」は、教育サービスでの生徒数が順調に増加し、売上高は27億1百万円(同5.8%増)となった。営業利益は教育サービスでの広告費等の増加により、2億44百万円(同49.5%減)と増収減益となった。

  「放送」は、「BS釣りビジョン」の視聴料収入が順調に推移し、売上高は36億32百万円(同28.0%増)とした。営業利益は、BS放送参入に伴う固定費を補うにはいたらず、増収減益とした。

  「スタジオ」は、映画配給事業では、広告宣伝費などの増加により、減益となった。だが、制作事業及び番組販売事業では、受注が好調で増収増益となり、この結果、売上高は30億19百万円(同21.6%増)と増収とし、営業利益は1億76百万円(同407.9%増)と増収増益となった。

  「技術」では、CDNサービスの売上高が増加、併せて映画館や配給会社の数が伸長し、売上高は14億29百万円(同29.4%増)と増収となった。営業利益は、デジタルシネマクラブの連結子会社化に伴う販管費の増加により44百万円(同39.1%減)と減益となった。

  「ネットワーク営業」では、ISPサービスの販売が減少、更に解約引当金の上昇が影響して、売上高は21億85百万円(同37.7%減)と減収とし、営業利益は△2億48百万円(前年同期1億円の利益)と減収減益となった。

  今期の連結業績予想は、「コンテンツ」では、13年6月開始予定のクラウドゲーム事業や教育サービスの成長が期待されるが、クラウドゲーム事業の立上げ費用増加による営業利益の減少を見込んでいる。「放送」では、BS放送やCATVの視聴可能世帯が増加、黒字化の見通し。「スタジオ」では、円安による原価の上昇などで営業利益は減少する見込みである。「技術」では、デジタルシネマサービスでの導入映画舘数の増加で売上高は増加し、営業損失幅も縮小。「ネットワーク営業」では、ISPサービス販売の回復や解約引当率の改善により、売上高の増加と営業損失の軽減を見込むとしている。これらの結果、売上高170億円、営業利益4億円と大幅増収増益で黒字回復を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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