関連記事
【編集長の視点】ファルテックは半値戻し水準から超割安修正期待を高めて全値戻しを指向
<銘柄ウオッチ>
ファルテック <7215> (東2)は、今年3月19日に公開価格3940円で新規株式公開(IPO)され、4150円で初値をつけ、2013年3月期期末配当130円の権利取りで上場来高値5600円まで買い進まれ、配当落ちで3750円まで調整したが、下げ過ぎとしてすかさず調整幅の半値戻し水準までリバウンドしており、IPO投資の「小さく産んで大きく育てる」セオリー通りに高値奪回から一段の上値挑戦が続く展開が有力である。
同社は、2004年3月にアルティアとの経営統合・事業再構築で東証第2部から上場廃止となった旧橋本フォーミング工業が、経済産業省の産業活力再生法の事業再構築支援も受けて生産性の向上、財務内容の健全化も進めて再上場されたもので、自動車部品事業と自動車用品事業、自動車関連機器事業を合わせて展開する総合自動車部品会社に高変貌している。生産・販売している自動車部品は、ラジエターグリル、ウインドウモール、ドアサッシュなどの樹脂加工・金属加工の自動車外装部品で、自動車の燃費向上に寄与する軽量化を実現し、自動車用品ではエアロパーツ、ルーフレール、フロアカーペット、自動車機器では自動車検査・整備用機器などを多角展開している。
今年5月にIPO後の初決算として発表予定の前2013年3月期業績は、経常利益が、30億円(前々期比12%減)と中国での新工場向けの先行投資が響き減益転換するが、純利益は、20億円(同52%増)と大幅増益が予想されている。続く今2014年3月期業績も、世界的な自動車増産を背景に続伸の見込みであり、決算発表が待たれる。
株価は、年初来高値から同安値までの半値戻し水準で実績見込みベースのPERが6倍台と超割安である。最高値奪回でのPERは7倍台の評価にしか過ぎず一通過点としよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【狙い場・買い場】アライドテレシスは久々に100円台へ、企業のIT投資復活、に円安効果で業績に期待(2009/04/22)
・【経産省】「小規模企業活性化法案」閣議決定、TTP交渉(自動車、農業)(2009/04/22)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
