【銘柄フラッシュ】新日本無線や日本金銭機械が急伸し、新上場のオークファンは買い気配

2013年4月25日 16:44

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  24日後場は、明日の日銀金融政策決定会合に漠然とした期待があり、引き続き円が軟調に推移したため、トヨタ自動車 <7203> が一段ジリ高2.0%高と高値更新の幅を拡大。芝浦メカトロニクス <6590> は13時に発表した決算を好感し11.6%高となり高値を更新。13時30分に発表した日立キャピタル <8586> は一時急伸し戻り高値の後2.7%高。14時に予想を増額発表した三社電機製作所 <6882> (大2)は7.2%高となって高値更新。

  本日、新規上場となったオークファン <3674> (東マ)は買い気配のまま売買が成立せず、公開価格2600円に対し、大引けは約2.3倍の5980円の気配値で終了。ネットオークションやショッピングサイトの価格情報、商品情報などを検索、比較できるサイト「aucfan.com」で急成長。

  材料株はいぜん物色が活発で、バイオ関連株は軒並み高。タカラバイオ <4974> (東マ)は8.9%高となり、連日高値に進んで東証マザーズ市場の売買代金トップ。ユーグレナ <2931> (東マ)は藻類活用のバイオエネルギーで17.6%ストップ高。

  キヤノン <7751> は全上場銘柄の中で売買代金1位となり、業績予想の増額にモノ足りなさがあるようで6.4%安と下げたものの、25日移動平均の水準で下げ止まる動き。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続き新日本無線 <6911> の29.0%ストップ高となり昨日3月決算を発表し今期大幅増益の予想を出したことが好感され2010年来の350円台を回復、2位は日本金銭機械 <6418> (大1)となり大証・東証ともストップ高に達し東証の値上がり率は24.8%高、3位は大幸薬品 <4574> の18.1%高となり鳥インフルエンザ関連妙味が言われ戻り高値。大引け後に増額修正を発表した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【アナリストの眼】川崎近海汽船は5月8日発表の決算に期待、今3月期は石炭輸送、景気回復で収益改善、株価モミ合い煮詰まる(2009/04/22)
【編集長の視点】アルファは配当利回り3%水準を固め下げ過ぎ訂正に再発進も(2009/04/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事