【銘柄フラッシュ】ビーイングやジャパンフーズが急伸しNECも一段高値

2013年4月23日 16:40

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  23日後場は、日経平均が軟調もみ合いをつけた中で、前場終了後に業績予想を増額発表した日本道路 <1884> が一段高の高値更新となり、大引けも9.6%高。

  13時に米国での臨床試験を発表した生化学工業 <4548> は急動意となって9.0%高、同じく業績予想を増額発表した東ソー <4042> は7.7%高となり高値更新。14時に決算を発表したJFEホールディングス <5411> は一時4.2%高となり戻り高値。

  NEC <6701> は7.6%高となり、携帯販売のNECモバイリング <9430> を丸紅 <8002> が買収との観測報道を好感し、前引けの5.7%高から一段ジリ高となって高値更新。

  新興市場は急伸銘柄が続出し、土木積算システムなどのビーイング <4734> (JQS)は29.4%ストップ高となりJQ市場の値上がり率1位、創薬ベンチャーのキャンバス <4575> (東マ)は27.6%高となり抗がん剤の試験結果を材料に4日連続ストップ高、求人情報のピーエイ <4766> (東マ)も34.2%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は前場と比べて入れ替わりが目立ち、1位には飲料受託生産のジャパンフーズ <1599> の27.6%ストップ高が入りサッポロホールディングス <2501> が飲料事業のブランドを絞ると伝えられ思惑買いとの見方、2位はアイロムホールディングス <2372> の21.2%ストップ高となり首相が米国の国立衛生研究所(NIH)をモデルにした「日本版NIH」を創設する意向と週末に伝えられたことを材料に前場の3位18.6%高から一段伸びて高値更新、3位はSBIホールディングス <8473> の21.0%高となり48%近くを保有するモーニングスター <4765> (JQS)の24.6%ストップ高などがいわれて連日高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【アナリストの眼】曙ブレーキ工業は前期業績停滞から今3月期急向上へ、主力の米GM、トヨタ自動車向け好調に、高値圏で堅調(2009/04/22)
【編集長の視点】ジェイテックは業績大幅続伸期待を高めて株式分割後ち高値に肉薄(2009/04/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事