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丸紅、韓国SK海運と共同で仏トタール向け新造LNG船2隻の長期傭船契約を締結
丸紅は15日、韓国SK海運と共同で、フランスのガス・石油会社トタール社の英国法人と、新造LNG船2隻の長期傭船契約を締結したと発表した。各船のLNG積載容量は180,000m3であり、2015年に拡張される予定のパナマ運河を通峡可能な最大船型となる。
今回、丸紅とSK海運が共同で船舶保有会社を設立の上、韓国の三星重工と建造契約、トタールの英国法人と傭船契約、金融機関各社との融資契約をそれぞれ締結した。各船は2017年1月および10月に竣工予定で、当該船舶保有会社が保有・運航管理し、トタールの英国法人に最長30年間傭船される。
新造LNG船2隻のうち1隻は日本企業も参画している豪州イクシスLNGプロジェクトから、2隻目は米国のシェールガスを原料とする初のLNGプロジェクトとなるSabine Pass液化プロジェクトからのLNG輸送に投入される予定。
なお、丸紅のパートナーであるSK海運は、韓国を代表する海運会社としてLNG船の保有・運航に長い経験と実績を有している。
丸紅は現在14隻のLNG船をパートナー船社と共同保有しており、今後増大が予想されるシェールガスを原料とするLNGの輸送をはじめ、LNG輸送ビジネスを拡大していく方針。
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