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【編集長の視点】高島屋は急反発、小売大手各社は業績続伸も市場予想達成度が分かれて高安マチマチ
<マーケットトーク>
高島屋 <8233> は、31円高の1093円と急反発し、前日ザラ場につけた年初来高値1130円を窺っている。前日9日大引け後に2月期決算を発表、前期業績が、昨年10月の上方修正値を上ぶれて着地し、今期も続伸を予想して市場コンセンサスを上回っており、資産効果関連株人気を再燃させている。
前日大引け後は、同社のほかにも小売大手が、2月期決算を発表、いずれも前期、今期と業績続伸を予想いたが、市場コンセンサスをクリアしたかどうかが分かれ、高安マチマチで始まっている。未達のJ.フロント リテイリング <3086> が、54円安の771円と急続落して前日ザラ場につけた年初来高値860円から利益確定売りが増勢となり、ファミリーマート <8028> が、売り気配から440円安の4355円まで売られて7営業日続伸ぶりに急反落、イオンモール <8905> が、240円安の3110円と3日続落、ミニストップ <9946> が、14円高の1554円と7営業日続伸して2月4日につけた年初来高値1563円に肉薄している。
高島屋の前期業績は、利益が、10月の上方修正値を23億円~30億円上ぶれ、前々期比1%増収、22%経常増益、51%純益増益となった。百貨店事業で同社の強みの特選衣料品や宝飾品などの高額商品が堅調に推移するとともに美術品が好調に伸びて、競争激化や天候不順による婦人服などの伸び悩みをカバー、横浜店の改装、大阪店での共同販促策なども上乗せ、商品力強化、経営効率化を進めたことなどが要因となった。今期業績も自主企画商品の「ボイスファイル」、「タカシマタブランド」などを拡大展開するとともに、テレビCMや交通広告を活用して新規顧客の獲得を図って続伸、純利益は、167億円(前期比1%増)と予想して市場コンセンサスを約18億円上回る。
株価は、「アベノミクス」相場の株高の資産効果を先取り、昨年11月につけた482円安値は、PBR0.4倍の下げ過ぎとして底上げ、月次売上高の続伸で年初来高値まで2.3倍化した。投資採算的の割安感は小さいが、消費関連の主力株人気を再燃させよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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