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【編集長の視点】Jトラストは高値更新、異次元の緩和策が支援し再々上方修正業績を買い直す
<銘柄ウオッチ>
Jトラスト <8508> (大2)は、330円高の3970円と4日続伸し、今年4月3日につけた株式分割権利落ち後高値3650円を大きく更新している。前日4日まで開催された日銀金融政策会合で、異次元の追加金融緩和策が発動され、長期国債利回りが過去最低となる金利低下が進んでいることから、同社のビジネス環境や業績には追い風になるとして買い増勢となっている。目下集計中の同社の2013年3月期業績は、3回も上方修正されており、今期業績の続伸も観測されている。
同社の2013年3月期業績は、昨年5月、8月、11月と上方修正が続き、経常利益は期初予想の55億6500万円から120億4800万円(前々期比2.1倍)へ、純利益は同52億1200万円から115億6400万円(同66%減)へ大きく引き上げられた。昨年4月にネクストジャパンホールディングス、6月にアドワーズを連結子会社化し、11月にグループ会社のKCカードで格安電子商取引サイトを立ち上げ、事業承継した消費者金融事業が好調に推移、中期的な経営戦略の一つとして注力の信用保証業務では、新たに相次ぎ地方銀行との業務提携を締結したことなどが寄与した。純利益は、前期に計上したKCカード関連の負ののれん発生益約294億円が一巡し減益転換する。
今3月期業績も、今年3月末に中小企業金融円滑化法が期限切れとなるなどビジネス環境は好転しており、金利低下もサポートして続伸が有力で、東洋経済会社四季報春号では経常利益185億円、純利益175億円と観測されている。
株価は、昨年5月末割り当ての株式分割(1対2)の権利落ち後安値564円からこの権利落ちを埋め、きょうの落ち後高値まで7.0倍化しているが、それでもPERは、2013年3月期ベースで21倍台と市場平均並みにとどまり、2014年3月期予想ベースでは割安となる。上値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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