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【銘柄フラッシュ】東京電力が急伸し興研など鳥インフルエンザ株も活況高
3日後場は、明日まで開催の日銀・金融政策決定会合に期待が強まり、前場はほとんど軟調だった三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が0.7%高と堅調転換。同様に前引けは安かった三井不動産 <8801> も1.2%高と堅調に転換。
ただ、アイフル <8515> は0.5%安となり、日経平均の先物主導の色彩。東京電力 <9501> は24.2%高の急伸となり、後場寄り前の売買注文が買い越しと伝えられて信用倍率1倍台の投機妙味に刺激が走ったようで、何と東証1部の値上がり率トップ。出来高は1位、売買代金は2位。
防毒マスクの重松製作所 <7980> (JQS)は18.3%ストップ高。興研 <7963> (JQS)は22.8%ストップ高。新型の鳥インフルエンザがヒトに感染しやすく変異していると伝えられ、思惑が増幅。栄研化学 <4549> も上げ幅を拡大し16.8%高。
ファーストリテイリング <9983> は月次動向を好感して4350円高の13.9%高となり、日経平均を計算上は174円押し上げた模様。日経平均の上げ幅は358円77銭のため、この銘柄だけで日経平均の上げ幅に5割近く寄与した模様。
東証1部の値上がり率1位は東京電力 <9501> の24.2%高、2位はタカキュー <8166> の17.9%高となりファーストリテイリング <9983> が月次好調で14%高となったため連想が波及とされて一時ストップ高、3位には東京デリカ <9990> の17.9%高が入り東京スカイツリーに店舗を出すため東武鉄道 <9001> がスカイツリー効果で大幅増益と伝えられ連想が波及、4位は栄研化学 <4549> の16.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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