JFEエンジニアリング、東大阪市・大東市のごみ処理プラントを約143億円で受注

2013年3月25日 12:44

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完成イメージ(画像:JFEエンジニアリング)

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 JFEエンジニアリングは25日、東大阪都市清掃施設組合(東大阪市、大東市が構成する一部事務組合)より都市環境プラントを受注したと発表した。同工事は可燃ごみ焼却施設(ストーカ式焼却炉、400トン/日)、粗大ごみ処理施設(50トン/日)の設計および施工を請け負うもの。受注額は142億9,000万円で、工期は2013年2月から2017年3月。

 JFEエンジニアリングは今回の総合評価一般競争入札において、技術審査および価格審査ともに1位の評価点を獲得した。同社のストーカ炉は、独自技術である高温空気吹き込みによって低空気比燃焼を行い、熱のロスを抑えることでエネルギー回収率を高めている。これにより国内トップレベルの発電効率とCO2排出量の大幅削減を実現し、技術審査で高く評価された。また、同プラントは豊富な実績に裏付けされた標準設計をベースに最適化を図っており、低コストでの建設を可能にしている。

 施設の外観においては、周辺地域に親しみやすいランドマークとなるべく、地域の特色を生かしたデザインにしている。具体的には、東大阪、大東両市の象徴である「生駒山」の稜線や、「ラグビーのまち」である東大阪市のラグビーボールを表現した。

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