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パイオニア、医療用レーザー血流計の開発を受託 医療・健康機器関連事業を拡大
パイオニアは21日、医療機器の製造・販売会社である株式会社ジェイ・エム・エス(JMS)から医療用レーザー血流計の開発を受託したと発表した。
パイオニアは、カーエレクトロニクス事業、ホームエレクトロニクス事業に続く新規事業として医療・健康機器関連分野への参入を進めており、現在「医療用カメラ機器」「小型血流計」などの開発を行っている。
今回開発を受託した「レーザー血流計」は、パイオニアが2008年に開発した「非侵襲小型血流センサー素子」を光学部に応用したもの。「非侵襲小型血流センサー素子」にはパイオニアの“光ディスクピックアップ読み取り技術”と“半導体レーザー技術”を使用しており、人体の動きによるノイズの発生が少なく低消費電力で長時間続けて血流量を計測することができる。
パイオニアは今後、医療・健康機器関連事業において「医療用内視鏡」の開発を進めるとともに小型血流計の実用化を推進し、事業を拡大していく方針。
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