東洋エンジ、日本企業の米国向け合成樹脂製造設備を受注

2013年3月21日 12:50

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 東洋エンジニアリングは19日、日本合成化学工業が米テキサス州ヒューストン・ラポルテ地区に新設する年産15,000トンの合成樹脂(EVOH:エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂)製造設備建設プロジェクトを受注したと発表した。新工場の着工は2013年夏で、完成は2014年末の予定。

 同新工場建設は、EVOHの食品包装用途としての世界的な需要増大に対応するために、既設2系列(計年産23,000トン)に加えて3系列目を増設するもの。

 今回の受注は、東洋エンジニアリングの米国を含む日本企業向けの海外進出支援実績が高く評価された結果であり、今後同社は、シェールガス関連での投資が増加している米国において更なる案件獲得を目指していく。

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