昭和シェルと東燃ゼネラル、石油製品供給体制に関する協業で基本合意

2013年3月19日 11:54

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 昭和シェル石油は18日、石油事業環境が大きく変化していく中でより安定的かつ効率的な原油調達および石油製品供給体制を構築するべく、東燃ゼネラル石油と精製・供給部門、流通部門で協力し、具体化を検討していくことで基本合意したと発表した。

 精製・供給部門では、川崎地区製油所における原料の融通拡大や原油船の共同運航について、流通部門では、油槽所の共同運営や製品転送および交換(輸出入を含む)について、それぞれ協業を検討する。

 両社はこれまで、川崎地区において、昭和シェル石油の子会社である東亜石油の京浜製油所と、隣接する東燃ゼネラル石油の川崎工場との間につながるパイプラインを経由した原料の融通や、各製油所及び油槽所における石油製品の融通を行ってきた。今回の基本合意は現在の協業関係の更なる拡大を目指すものとなる。

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