トヨタ、ジュネーブモーターショーにバイクのような超小型2人乗りEVを出展

2013年3月4日 18:22

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コンセプトカー「TOYOTA i-ROAD」(画像:トヨタ自動車)

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  • コンセプトカー「TOYOTA i-ROAD」(画像:トヨタ自動車)
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 トヨタ自動車は4日、3月5日から17日までスイスのジュネーブで開催される第83回ジュネーブ国際モーターショーに、都市内の近距離移動に最適で、かつ新しい移動の価値観を享受できるコンセプトカー「TOYOTA i-ROAD」を世界で初めて出展すると発表した。

 「TOYOTA i-ROAD」は「コンパクトで爽快なモビリティ」をテーマに掲げ、バイク並みの使い勝手と新しい乗り味による楽しさを提供するとともに、都市での渋滞や駐車スペースによる交通問題をはじめ、低炭素で持続可能な街づくりに関する諸課題の解決など様々なニーズに応える超小型2人乗り電気自動車(EV)。

 全幅850mmにより、車線を占有することなく道路端をスムーズに走行できる取り回しの良さや、駐車時は通常の車に比べて1/2~1/4の省スペース性を実現。また、旋回Gに合わせて車体の傾きを最適かつ自動的に制御する新開発アクティブリーン機構を採用しており、狭い全幅でありながらドライバー自身が車両のバランスを保つ必要がなく、安定した走行が可能であるばかりか、クルマやバイクとは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実現する。

 さらに、屋根およびドアを備えることで天候に左右されることなく、室内でミュージックなどを自由に楽しむこともできる快適性を実現。ヘルメット不要で2人乗車(前後席)が可能。

 走行中の排出ガスはゼロで、モーターならではの静かな走りを実現するEVパワートレーンの採用により、一回の充電で50kmまで走行可能。

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