【銘柄フラッシュ】清水建設やDICが動意を強めサニックスや住友電設も高い

2013年2月7日 16:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  7日後場は、東証1部の出来高概算が大引けで51億株を超え、東日本大震災直後の2011年3月15日以来の高水準。引き続き好決算銘柄や材料株の物色が活発で、13時に第3四半期決算を発表した清水建設 <1803> が一段高となり、大引けは4.3%高。続いて発表した鹿島 <1812> も動意を強めて5.1%高。大日本インキのDIC <4631> も4.5%高。昨日発表の新電元工業 <6844> は後場も強くストップ高目前の25.3%高。売買代金1位はマツダ <7261> となり、昨日発表の四半期決算を好感して12.1%高で高値を更新。

  久々に太陽光発電関連株が動意を強め、サニックス <4651> は月次動向を好感して11.7%高、住友電設 <1949> は9.1%高、エヌ・ピー・シー <6255> (東マ)は3.3%高。昨日業績予想の増額を発表の新電元工業が太陽光発電関連機器を繁忙としたことも要因になった模様。

  昨日活況の防衛関連株は全般反落。豊和工業 <6203> は7.5%安、石川製作所 <6208> は6.4%安。重松製作所 <7980> (JQS)は0.9%安。中国海軍が日本の自衛艦に射撃照準レーダーを照射したとの報道は、全体相場の大活況に埋没の様子。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続き日本アジア投資 <8518> となり昨日発表の第3四半期決算を好感し30円高の41.7%ストップ高、2位は新電元工業 <6844> の25.3%高、3位は前引けに続きOBARAGROUP <6877> の21.1%高となり業績予想の増額修正を好感し前場の19%高から一段高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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