【銘柄フラッシュ】大日本住友製薬やナノキャリアが急伸しダイハツや日揮も高い

2013年1月24日 16:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  24日後場は、内閣府の西村副大臣が1ドル100円台に言及と伝えられ、円安基調が再燃。自動車、電機・精密、機械、鉄鋼、海運などが軒並み高となり、ダイハツ工業 <7262> は3日ぶりに高値を更新し1.6%高。野村ホールディングス <8604> は4.5%高となり、三井不動産 <8801> も2.4%高。ソニー <6758> は売買代金トップで1.9%高。

  材料株物色も活発で、東京計器 <7721> は北鮮の核開発を材料に連日急伸の10.9%高。ナノキャリア <4571> (東マ)やDNAチップ研究所 <2397> (東マ)、カルナバイオサイエンス <4572> (JQG)などはバイオ関連物色に乗りストップ高。

  東証1部の値上がり率1位はミヨシ油脂 <4404> (東1)の20.8%高となり低PBRや円安による製品値上げの期待がいわれて連日急伸、2位には後場急伸の大日本住友製薬 <4506> の15.7%高が入り米国で開発中の新薬を3月までに国内でも治験申請と伝えられ高値更新、3位は日本電子 <6951> の12.6%高となりiPS細胞や再生医療の研究に顕微鏡は不可欠とされて前引けの9.7%高から一段上げて2010年以来の高値。

  北川鉄工所 <6317> は低PBRと株価低位妙味がいわれて高値更新の10.0%高、丸善CHIホールディングス <3159> は低PBRに加えて1月決算や電子書籍進出の可能性などがいわれて再騰し9.2%高で高値更新となった。

  アルジェリアの人質事件で注目の日揮 <1963> は2.7%高で反発。ボーイング787型機のバッテリー問題に関連するジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> は小幅続伸の0.6%高。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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