【銘柄フラッシュ】ソースネクストや全国保証が上げ日揮は６日ぶりに高い

　　２２日後場は、昼過ぎの日銀発表後に不動産株などから一時高くなり、三菱地所 <8802> は高値を更新し大引けは１．７％高。しかし全体は伸びきれず、前場の様子見ムードに対し、後場は出尽くし感。材料株も高値もみ合い。

　　トヨタ自動車 <7203> は１．０％安、パナソニック <6752> は２．１％安。材料株も総じて高値もみ合いに転じ、後場一段上げた銘柄はソースネクスト <4344> の１１．７％高、１２月に東証１部直接上場の全国保証 <7164> 、河合楽器製作所 <7952> など。

　　日本ペイント <4612> は同社株を買い付ける「提案書」をアジア企業から受領したと発表し、朝方１３％高まで上げ、後場は１０％台で高値もみ合い。

　　アルジェリアで発生した人質事件で注目された日揮 <1963> は０．７％高となり６日ぶりに上昇。一方、ボーイング７８７型機のバッテリー問題に関連するジーエス・ユアサ　コーポレーション <6674> は反落１．９％安。また、全日本空輸 <9202> は同機の運行停止にともない２３日から２７日までの５日間で国内線１２３便・国際線１８便の運行休止を発表し１円高の０．６％高。

　　東証１部の値上がり率１位は津田駒工業 <6217> の２６．０％高となり低ＰＥＲと仕手材料性がいわれて前引けの２位２４．０％高から一段高、２位はティアック <6803> の２１．６％高となり２ケタ株妙味と投機妙味がいわれて２００９年６月以来の７０円台、３位は福島銀行 <8562> の１２．９％高となり株価２ケタから３ケタに台替わりする妙味と２００８年５月以来の３ケタ回復となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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