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富士重、中国におけるスバル車販売子会社を現地合弁会社化 販売体制を強化
富士重工業は18日、中国におけるスバル車の販売会社「スバル汽車(中国)有限公司」(SOC)を現地企業との合弁会社へ移行する合弁契約を締結したと発表した。新たな体制により富士重は現地販売への関与を高め、販売体制の更なる強化を図っていく。
富士重は2004年から中国市場に本格参入し、2006年に富士重の100%出資会社としてSOCを設立した。中国市場におけるスバル車の販売は2011年度に約4万8千台となったが、中期経営計画(Motion‐Ⅴ)の最終年度となる2015年度には約2倍の年間10万台の販売を計画している。
富士重は、今回の合弁会社への変更に合わせて人員の増強や組織の強化を行い、中国企業のノウハウを活かすとともに、営業・サービスの質的向上、スバルブランド向上、各種販売施策の徹底および戦略的な販売店開発により、販売台数の更なる伸長を目指す。
富士重はブランドステートメントである“Confidence in Motion”を通じて、商品の企画、開発、製造、販売、アフターサービスに至る全てのプロセスで「安心と愉しさ」の提供を掲げている。中国市場においても今回の体制再編を通じて販売およびアフターサービスを強化し、「安心と愉しさ」を提供していく。
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