【相場熟者が答える投資相談】戸田工業は上昇一巡感で売却、提携効果待ち

2013年1月9日 11:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  【問い】 戸田工業 <4100> を600円で200株持っています。対処方法についてお願いします。

  【答え】 1月9日(水)は9円高の380円と3日ぶり反発しています。

  昨年12月28日、同社は伊藤忠商事 <8001> を割当先とする第三者割当増資で、約38億3000万円調達すると発表しました。伊藤忠との資本業務提携に対する期待感から、1月4日高値411円と買われましたが、同12月28日高値424円を突破出来ず、上値の重たさから他の低位材料株への乗り換え売りが断続的に出ているもようです。

  足元の業績、主要事業と位置付けているEV・HEV自動車向けのリチウムイオン電池正極材料において、日本・韓国・北米・中国の4拠点の生産体制を整えましたが、需要の立ち上がりが遅れ、今3月期売上高は315億円(前期比15.4%減)、営業損益は350億円の赤字(同25億3000万円の黒字)、経常損益は13億5000万円の赤字(同18億5200万円の黒字)、純利益は4億円(同35.1%減)を見込んでいます。

  株価は、250円割れの下値水準からレアアース(希土類)を使わない次世代磁石材料を13年末から量産化することを手がかりに、昨年12月5日高値434円と急伸。同12月28日高値424円と買い直され、目先は上昇一巡感があります。来3月期営業黒字転換が観測されていますが、伊藤忠との提携で業績が上向くか見極める必要があります。戻り場面でいったん売却し、業績が上向くのを確認できるまで、静観したほうが良いでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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