ルネサス、販売子会社の一部事業を立花エレテックに譲渡

2012年12月27日 21:19

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 ルネサスエレクトロニクスは27日、同社の100%子会社であるルネサスエレクトロニクス販売の半導体製品の再販事業及び部品調達並びに電子部品等のコンポーネント製作事業を、立花エレテックの100%子会社である立花デバイスコンポーネントへ譲渡することを本日決議し、4社間で最終契約を締結したと発表した。今後、2013年2月1日または4社が別途合意する日に事業譲渡の完了を目指す。

 これまでルネサスとルネサス販売は、液晶ディスプレイを中心とした再販事業における顧客の直販比率の高まりによる売上減少への対策や、部品調達並びに電子部品等のコンポーネント製作事業の今後の方向性を検討してきた。このような背景のもと、半導体・デバイス製品の販売及び技術商社としてより一層の事業強化策を推進していた立花エレテックとルネサス並びにルネサス販売は事業譲渡などの可能性について協議してきたが、本日、ルネサス販売の一部事業である半導体製品の再販事業及び部品調達並びに電子部品等のコンポーネント製作事業を立花デバイスコンポーネントへ譲渡することを取締役会で決議し、最終契約を締結した。

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