ダイハツ、九州に技術開発拠点を建設 約140億円を投資

2012年12月27日 16:30

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 ダイハツ工業は27日、子会社であるダイハツ九州の久留米工場の隣接地に、軽自動車のエンジンを主体とする開発拠点として「久留米開発センター」を建設すると発表した。2013年夏頃に建設着工し、2014年3月に開設する計画。投資額は約140億円。

 ダイハツ九州での軽自動車とエンジン及びトランスミッションの生産量が増加する中、それらの性能評価機能を持つ拠点を久留米工場の近くに開設することにより、生産と開発が一体となった新たな開発体制を構築する。

 2014年3月にエンジン、トランスミッションなどの実験棟を開設し、2014年12月に車両搭載時の性能評価を行なう実験棟や試走路などを開設する予定。また、将来的には、ダイハツ九州をはじめ周辺のグループ会社を含めた、開発と生産が連携した技術開発体制の構築を目指す。

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