【銘柄フラッシュ】アルバックが急伸しシャープは活況高で新規上場のコロプラも好調

2012年12月13日 16:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  13日後場は、引き続き米国の追加緩和継続、円安の進行を好感し、ソニー <6758> が一段上値を追い6.4%高。三井不動産 <8801> などの不動産株も強く、財閥系不動産株3銘柄はそろって年初来の高値。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などの銀行株、野村ホールディングス <8604> などは後場寄り後を高値に一服気味だがそろって堅調。シャープ <6753> は6.4%高となり売買代金・出来高とも1位。

  本日新規上場の2銘柄は、ともに好人気。位置情報ゲーム(位置ゲー)のコロプラ <3668> (東マ)は前場、気配値を上げたまま値がつかず、後場、12時53分に公開価格3000円を88%上回る5650円で売買成立し初値。その後5720円まで上げ、終値は4660円。

  もうひとつのアジュバンコスメジャパン <4929> (東2)は買い気配で始まり、9時6分に公開価格1250円を5%上回る1310円で売買が成立し、初値を形成。ノンアルコール・ノンオイルなど、肌に優しい化粧品「アジュバン化粧品」を展開。本日の高値は1320円で、終値は1171円。

  東証1部の値上がり率1位は前引けと同じクボテック <7709> となり10日申し込み現在の逆日歩が前日の20円から一挙100円にハネ上がったと伝えられ、信用売りは苦境との見方で11日に続きストップ高の24.2%高、2位のアルバック <6728> は11.2%高となりソフトバンク <9984> のソーラー発電事業拡大などを思惑材料に前引けの3位9.6%高から一段伸びて続伸、3位には市光工業 <7244> の10.8%高が入り円安メリットや低PERがいわれて後場から急動意の10.8%高、4位は日本鋳鉄管 <5612> の8.3%高となり仕手色あり好業績・割安感でジリ高のところに一部株式専門紙の推奨がいわれて噴き上げ目先的には仕上げ相場との見方も。

  トクヤマ <4043> は原発と活断層の問題などを受けソーラー発電関連株と見直す動きあり出直り急。大証金 <8512> (大1)は金融庁が東証・大証の統合を認可と一昨日伝えられて思惑を強め東証で7.4%高、大証で5.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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