伊藤ハム、東京工場に70億円の設備投資 茨城県には新工場建設

2012年12月11日 17:27

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 伊藤ハムは11日、中期経営計画の一環である成長戦略の達成に向け、生産設備の効率化によるコスト競争力の強化および生産能力の増強を図るべく、段階的に90億円の設備投資を行うことを計画していると発表した。

 ハム・ソーセージの生産体制については、主力である東京工場(千葉県柏市)に数年かけて70億円を投じて生産設備の効率化を進め、現行の生産ラインを整流化すると同時に、新型の生産設備を導入することでコスト競争力を強化するとともにハム・ソーセージの生産能力を20%増強する。

 また、調理加工食品においても、20億円を投じて茨城県取手市に新たな生産体制を構築し、成長する中食・外食市場への販売拡大を目指していく。なお、新工場は2013年9月の稼動を予定している。

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