三菱自、新型「アウトランダーPHEV」の予約受付を開始 実質300万円以下

2012年11月30日 16:35

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「アウトランダーPHEV」(2012年パリモーターショー参考出品車)(画像:三菱自動車)

「アウトランダーPHEV」(2012年パリモーターショー参考出品車)(画像:三菱自動車)[写真拡大]

 三菱自動車は30日、2013年1月に発売を予定しているSUVタイプのプラグインハイブリッド車、新型「アウトランダーPHEV」の予約受付を、11月30日から販売会社にて開始したと発表した。

 「アウトランダーPHEV」は、「i-MiEV」で培ったEV技術、「ランサーエボリューション」で鍛えた4WD技術、「パジェロ」で築いたSUVのノウハウを結集した、SUVとしては世界初のプラグインハイブリッド車。今年10月発売の新型「アウトランダー」をベースに、独自に開発したEV派生の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した“自分で発電するクルマ”で、「日常は環境に優しいEV走行で、遠出はモーター主体のハイブリッド走行」、「『ツインモーター4WD』による優れた走行性能」、「エンジンで発電して停車中・走行中に充電できる『バッテリーチャージモード』や、車載コンセントから最大1500Wの電気が取り出せる『給電機能』など、大容量バッテリーによるユニークな機能」などを特長としている。

 「アウトランダーPHEV」は、装備を厳選した「E」、実用装備の「G」、先進安全技術「e-Assist(イーアシスト)」を標準装備した「G Safety Package」、これにカーナビゲーション等を追加した「G Navi Package」、さらに本革シート等の快適装備も充実させた「G Premium Package」の計5グレード構成となる。「アウトランダー」で装着率が8割以上に達し、大変好評を得ている「e-Assist」は「G Safety Package」から標準装備となる。

 価格については、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」が適用されることを前提に試算した場合、顧客の実質的な負担額が「E」で300万円以下、「G」で約320万円からとなるよう、購入しやすくお買い得感のある価格に設定する予定。

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