日立システムズ、米ソフトウェア会社を買収

2012年11月26日 10:53

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 日立システムズは26日、データセンターやクラウドサービス事業者向けプラットフォーム事業、仮想化ソリューション事業、グローバル事業の強化を目的に、米国のソフトウェア会社であるCumulus Systems Incorporated(本社:米カリフォルニア州)を買収したと発表した。

 Cumulus Systems社は、Microsoft Windows、UNIX、LinuxなどのOSや、VMware、Microsoft Hyper-Vなどの仮想環境、ストレージなど、プラットフォームの性能を分析するツールを開発・販売している。また、インドに高い技術力を有した開発子会社を持っている。こうした強みを生かし、Cumulus Systems社では、グローバル市場で事業を展開するハードウェアメーカーやシステムインテグレーター向けに性能分析ツールを販売しているほか、高い技術力を生かしたソフトウェア開発サービス(インドでのオフショア開発)も提供している。

 今回日立システムズは、Cumulus Systems社の買収により性能分析ツールを活用し、データセンターやクラウドサービス基盤を持つ事業者向けのプラットフォーム事業や企業向けの仮想化ソリューション事業の提案力を強化していく。

 また、今後Cumulus Systems社との人材交流を図っていくほか、日立システムズの強みであるデータセンター運用技術・ネットワーク技術と、Cumulus Systems社の性能分析ツールの強みを生かした新製品・新技術の創出をめざす。

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