JXエネルギー、韓国・ウルサンで世界最大級パラキシレン製造工場の建設着工

2012年11月8日 11:35

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起工式の様子(写真:JX日鉱日石エネルギー)

起工式の様子(写真:JX日鉱日石エネルギー)[写真拡大]

 JX日鉱日石エネルギーは7日、同社とSKイノベーションの子会社であるSKグローバルケミカル(SKGC社)の合弁会社であるウルサン・アロマティックス(UAC社)が、11月6日に韓国のウルサン広域市にて、パラキシレン製造工場の建設に着手したと発表した。

 JXエネルギーとSKGC社は、2011年8月5日に合意した合弁契約に基づき、今年6月にUAC社を設立した。今回、世界最大級となる100万トン/年の生産能力を有するパラキシレン製造工場の建設開始にあたり、起工式を執り行った。なお、新工場は2014年8月の商業運転開始を予定している。

 JXエネルギーは、供給能力拡大により、アジアにおけるパラキシレン外販のトップメーカーとしてのプレゼンスを更に高めるとともに、日本国内の製油所より新工場にパラキシレン原料を供給することで、製油所の高付加価値化を推進する。

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