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協和発酵バイオ、タイにアミノ酸生産工場を新設 約81億円を投資
協和発酵バイオは26日、タイに現地法人を設立し、アミノ酸生産工場を新設すると発表した。新設アミノ酸工場の年間生産量は2200トンで生産開始時期は2015年後半の予定。総投資額は約81億円(工場建設費、土地代、開業費含む)。
アミノ酸市場は、医薬・医療・ヘルスケア市場の世界的な伸びを背景に近年急速に拡大し、今後も一層の成長が見込まれている。なかでも、アジア地域でのアミノ酸市場は人口増加、経済成長に加えて生活スタイルの欧米化に伴って急速に成長している。
協和発酵バイオは、将来見込まれる需要増に備え、現在の日本、米国、中国の生産拠点に加え、新たにタイに最新の生産技術を導入した生産拠点を構築する。高度な技術と品質管理に基づく高品質のアミノ酸の製造と、生産の多拠点化による安定供給を通して、アミノ酸事業のより一層の強化を図り、顧客にさらなる安心と満足を提供していく。
協和発酵バイオは、協和発酵キリングループの一員として、輸液、原薬、医療食、健康食品、化粧品などの医薬・医療・ヘルスケア市場向けのアミノ酸製造・販売を中核事業の一つと位置づけ、広く世界に事業展開していく。
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