日立ソリューションズがグループ会社を合併・再編、事業基盤を強化

　日立ソリューションズは25日、グループ各社の人的・技術的ノウハウを集約し、顧客基盤・事業基盤を強化することでより価値のあるソリューションを全国の顧客に提供できるよう、2013年1月1日付で地域グループ会社2社および首都圏を中心としたグループ会社2社がそれぞれ合併することを決定したと発表した。併せて、グループ会社2社が社名変更を行う。今回の合併・再編により、国内でのグループ経営の効率化による経営基盤の強化を図る。

　日立ソリューションズグループでは、今年3月に日立ビジネスソリューションを完全子会社化し、同年4月に地域SI会社3社（日立東日本ソリューションズ、日立中国ソリューションズ、日立ソリューションズ九州）がグループ会社の一員となるなど、グループ体制の強化を図ってきた。今回この取り組みを加速させるため、日立中国ソリューションズと日立ソリューションズ九州が合併し、「日立ソリューションズ西日本」として中国・九州地区の事業基盤を強化する。

　また、日立ソリューションズバリューと日立ソリューションズデザインが合併し、「日立ソリューションズ・ネクサス」として、東名阪の中規模SI・サービス市場向けを中心とした事業基盤を強化する。