【銘柄フラッシュ】新日本科学やソースネクストが急伸しシャープは活況高

　　２４日後場は、日銀が３０日の政策会合で追加の金融緩和に踏み切る期待が根強く、日経平均は一時９０４３円８０銭（２９円５５銭高）と堅調転換。消費関連のセブン＆アイ・ホールディングス <3382> は１．１％高、ファーストリテイリング <9983> は０．６％高。シャープ <6753> は台湾・鴻海（ホンハイ）精密工業とスマートフォンを共同開発と伝えられ、出来高１位で６．４％高。スズキ <7269> は日本・インドの次官級協議などを期待材料に戻り高値を更新後も堅調で２．６％高。

　　ＳＮＳを利用した無料通話サービスを発表したディー・エヌ・エー <2432> は１．９％高、また、グリー <3632> はスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> の持株傘下のスクウェア・エニックスと共同で「ファイナルファンタジー」などの交流ゲーム版を共同制作するとの発表を好感し３．３％高。

　　東証１部の値上がり率１位は新日本科学 <2395> の３２．０％ストップ高となり歯髄の再生実用化研究に関する進展を今朝発表したことを好感、２位にはソースネクスト <4344> の１７．０％高が入りパソコンの不正遠隔操作事件を発端に官民で捜査協議会と伝えられ高値に接近、３位にはアルテック <9972> の１４．４％高が入り放射能汚染物質の不法投棄・持込みを監視する装置がいわれて戻り高値の１４．４％高。

　　サンフロンティア不動産 <8934> は住宅減税の拡充観測や日銀の追加緩和期待を背景に１４．１％高、宮地エンジニアリンググループ <3431> は仕手色が強く首都高速道路の半分近くが３０年以上経過していることなどがいわれて１２．４％高となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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