【銘柄診断】タカキューは月次売上げの好調が続く、業績の再増額を期待する流れに

2012年8月19日 07:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  タカキュー <8166> は7月3日の高値297円から調整局面を迎えていたが、値固め一巡の様相を強めている。6月26日に今2013年2月期の第1四半期の営業利益が7億円と前年同期比2.2倍の増益を達成。つれて8月の間決算の営業利益を1億円から4億円(前年同期8700万円)に大幅に増額修正したことが高値示現の背景だった。

  ただ第1四半期の実績である営業利益7億円に対し、それを下回8月中間決算の4億円への増額はやや理解しがたい。計算上は第2四半期の営業利益が3億円の赤字になるわけだが、第2四半期に入っても売上げは好調。

  昨年3月の東日本大震災の反動で3月の既存店の売上げが前年同月比26%の大幅増加を記録したこともあって、第1四半期の既存店の月次売上げは平均で10.3%増の高い伸びとなった。しかし第2四半期に入っても、6月が同4.9%増、7月が同4.4%増と既存店の順調な売り上げ増が続いている。

  ここまでくれば、8月中間決算の増額の可能性はかなり強まった。材料の空白から調整にあった株価は、9月にも発表されることが中間決算発表へ向け期待が高まる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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