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【銘柄診断】富士重工業は手仕舞い売りに軟調だが、大幅な売上げ増は躍進への兆候か
記事提供元:日本インタビュ新聞社
富士重工業 <7270> は8月3日に545円まで売り込まれ、もみ合い下離れの様相を呈している。
3日の午後に発表された今2013年3月期第1四半期の業績発表が売り込まれるきっかけになった。ただ、第1四半期の業績は営業利益173億円、前年同期比62%増のすばらしいもの。強いて言えば純利益が163億円と同42%減となったことを嫌気したものなのだろう。
ただ、それも前年同期は本社ビル売却による特別利益261億円を計上していたためで、悪材料になるものではない。全般の地合い悪化にひとまず手仕舞い売りが先行したものといえそう。
当決算期で注目されるのは売上げが42%増と大きく伸びたこと。国内では昨年度下期に発売した「インプレッサ」、「SUBARUBRZ」が好調を維持し、5月に直噴ターボエンジンを搭載するなどの一部改良を行った「レガシィ」が台数の上積みに寄与。
海外でも「インプレッサ」を中心として販売が好調に推移している。売上げがこれだけ大幅な伸びを示していると、今後は増額への期待感が強まる方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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