【銘柄診断】ホンダは足元の売り一巡を待って、出直り相場への糸口を探る展開へ

2012年8月2日 13:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ホンダ <7267> が決算発表を契機に売り込まれている。7月31日に発表された今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益が1760億円と前年同期比7.8倍の大幅増益という見事な数字。

  震災の影響があった前期から生産が回復し、日本や北米などで四輪車の販売が好調に推移した。通期予想に対する進ちょく率は28%と、当初見込み通りの好調決算になった。しかし、発表を前に、市場では計画上振れを期待するムードが強かったことで、発表数字の物足りなさから売り人気が先行する流れとなっている。

  ただ、米国でアコードが新型に切り替わる9月以降は、市場シェアも急速に盛り返す方向が予想されるとして、強気のレーティングを堅持するアナリストもいる。足元の決算の失望売りが一巡した後は、今3月期後半の動向へ視点が切り替わる方向が予想され、株価もいずれ戻りのストライドを伸ばす方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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