米アップル、第3四半期の業績を発表 1株当たり2.65ドルの配当も発表

2012年7月26日 12:52

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 米アップルは24日(現地時間)、2012年6月30日を末日とする、2012年度第3四半期の業績を発表した。同四半期の売上高は350億ドル、純利益は88億ドル、希薄化後の1株当り利益は9.32ドルとなった。売上総利益率は、前年同期の41.7%に対し、42.8%となった。同四半期の米国市場以外の売上比率は62%だった。

 アップルは第3四半期に2,600万台のiPhoneを販売。前年同期と比べ28%の台数増となった。また1,700万台のiPadを販売。前年同期と比べ84%の台数増となった。一方、Macに関しては400万台を販売し、前年同期と比べ2%の台数増だった。iPodに関しては680万台を販売し、前年同期と比べ10%の台数減となった。

 また、今回アップルの取締役会は、普通株式1株当り2.65ドルの現金による配当金を発表。配当金は、8月13日の営業時間終了時点で株主名簿に記録されている株主を対象に8月16日に支払われる。

 アップルのピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は、「当社は事業の成長に向けて投資を継続しているが、本日1株当り2.65ドルの配当金を発表することを嬉しく思う。来期第4四半期は、売上高として340億ドル、希薄化後の1株当り利益として約7.65ドルを予想している」と述べている。

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