【銘柄診断】DOWAホールディングス悪材料をこなし、出直り波動の緒に就く

2012年7月11日 16:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

で国の基準値を超える有害物質が検出されたが、子会社DOWAハイテックの関わりがあったため、5月25日に429円と大きな亀裂に見舞われた。

  その後、同社は、外部委託処理にあたって適切な手続きを行っていたことを明らかにし、業績の修正はしないと発表、売られ過ぎの反動高へのきっかけになった。そうした特殊要因を除けば、自動車生産の順調な回復、スマートフォン向け電子材料の好調など収益環境は好転している。

  今2013年3月期は営業利益230億円と前期比4%増の小幅増益見通しだが、産業廃棄物処理では難処理物対応力を強化し収益力向上が見込めることなどから、かなり余裕をもった予想と思われる。

  中期的に電子材料部門では近接センサ向けLED(発光ダイオード)や太陽電池向け銀粉、次世代パワー半導体向け窒化物半導体の拡販を見込み、全体の収益拡大を図る方針。

  株価の戻りにつれ売り残が増加、直近7月6日申し込み現在では売り残104万株、買い78万株と好需給で、戻りを後押ししそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】ジェイアイエヌは6月月次売上高の倍増を買い直して高値肉薄(2012/07/11)
【チャート好転の注目銘柄】インテージの「終値」まもなくフシ突破へ、利回り・PERも割安(2012/07/11)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事