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アサヒグループHD、インドネシアに清涼飲料の製造販売合弁会社を設立
アサヒグループホールディングス(HD)は9日、同社のシンガポール子会社であるAsahi Group Holdings Southeast Asia Pte. Ltd.(AGHSEA社)が、インドネシアのPT INDOFOOD CBP SUKSES MAKMUR TBK(本社:ジャカルタ、以下ICBP社)との間で、インドネシアにおいて清涼飲料の製造及び販売を行う合弁会社設立および運営に関する合弁契約を調印したと発表した。
製造合弁会社の出資比率は、AGHSEA社51%、ICBP社49%とし、販売合弁会社の出資比率は、AGHSEA社49%、ICBP社51%とする。合弁会社は、今後1年後から2年後に清涼飲料の製造・販売を開始する予定。
インドネシアの清涼飲料市場の規模は約4,000億円(2011年)だが、人口増加や経済成長に伴い、同市場は過去5年間に年率約15%増で拡大しており、今後も著しい成長が見込まれている。今回、東南アジア地域における中長期的な飲料事業拡大を図るアサヒグループHDと、消費者、特に中間所得層のニーズに応えるべく事業拡大を図るICBP社の戦略が合致し、合弁会社設立合意へと至った。アサヒグループHDの清涼飲料事業における製造、マーケティング等の強みと、ICBP社のインドネシアにおける消費者のニーズなどの知見及び圧倒的な流通網等の強みを両合弁会社に結集し、シナジーを最大限に発揮していく。
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