トヨタ、「パッソ」を一部改良 特別仕様車も設定

2012年6月27日 16:35

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特別仕様車1.0X“Kutsurogi”2WD(ヒスイパールメタリック)<オプション装着車>(画像:トヨタ自動車)

特別仕様車1.0X“Kutsurogi”2WD(ヒスイパールメタリック)<オプション装着車>(画像:トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車は27日、「パッソ」を一部改良するとともに、特別仕様車1.0X“Kutsurogi”(クツロギ)を設定し、全国のトヨタカローラ店を通じて発売した。価格はパッソが102万円(税込)からで、特別仕様車1.0X“Kutsurogi”が115万円(税込)から。

 今回の一部改良では、トランスミッションほか各種部品のフリクション低減などにより、1.0L・2WD車では21.2km/Lの低燃費を実現し、「平成27年度燃費基準」を達成した。さらに、1.0L・2WD車にアイドリングストップ機能(Toyota Stop&Start System)を新たにオプション設定することで、23.0km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。すでに全車で認定を取得している「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」とあわせ、1.0L・2WD車は全車「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。

 また、特別仕様車1.0X“Kutsurogi”は、「1.0X」をベースに内装色に特別設定色のブラウニーを採用し、落ち着きのある室内空間を演出。さらに、スーパーUVカットガラスをフロントドアに特別装備するなど快適性を向上させた。外板色には、特別設定色のヒスイパールメタリック(オプション)を含む、全10色を設定している。

 あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施した。

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