ユーシン、仏Valeo社のアクセスメカニズム事業買収に向け協議開始

2012年6月26日 11:42

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 ユーシンは26日、6月25日開催の取締役会において、自動車部品の開発・製造・販売大手である仏Valeo社の一事業部門であるAccess Mechanism Product Group(アクセスメカニズム事業)の事業譲受について、Valeo社と正式に協議に入ることを決議したと発表した。

 ユーシンは、自動車メーカー系列に属さない独立系自動車部品メーカーとして、ローコスト生産力と顧客ニーズへの対応力を強みに、国内マーケットにおいてはキーセットで第2位、その他の製品群においても上位の地位を確立している。また、国内自動車メーカーの海外展開に対応すべく生産拠点を海外に拡充し、売上拡大を図ってきた。

 今後、国内自動車部品市場の縮小が見込まれる環境下において、ユーシンは更なる成長に向け、現状3割弱の海外売上高比率を早期に7割以上に引き上げることを計画している。これを受け、同社は、「グローバル展開を加速させるためには既存顧客の新興国への生産シフトに対応するだけでなく、新規の海外顧客の獲得も必要であり、欧州系自動車メーカーを主要顧客とするValeo社のアクセスメカニズム事業を傘下に収めることにより、グローバル企業としての機能強化・効率化を検討していく」とコメントしている。

 Valeo社のアクセスメカニズム事業買収により、地域と販売先を補完しながら、新興国を含む海外での顧客基盤の拡大が期待される。また、規模拡大により価格競争力を高め、キーセット、ドアハンドル等の製品群で世界トップ3に入ることで、自動車事業のより一層の拡大を図る。

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