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NEC、韓国NEC社を設立
NECは20日、韓国のICT市場向けビジネスを強化するため、韓国NEC(所在地:ソウル特別市)を設立したと発表した。営業活動開始は7月を予定している。資本金は約7,000万円。
従来、NECは韓国において、1960年代前半から通信システム、放送システム、社会インフラシステム等の分野で、ソウル駐在員事務所を拠点として事業展開を行ってきた。しかし、韓国は世界最先端のIT・ネットワーク環境を備えており、今後ブロードバンド&ワイヤレス等の進展により、クラウド、ビックデータ、M2M等の新たなサービスビジネスが急速に拡大すると見込まれている。
このような中でNECは、従来のハードウェア中心のビジネスから、NECの強みを活かしたIT・ネットワークのソリューション・サービスの提案型ビジネスに注力していくため、現地の体制を強化する。具体的には、クラウド・M2Mサービス、NECの強みである指紋・顔認証などの生体認証技術を活用した企業向けシステム、パブリックセーフティソリューション、通信事業者向けのネットワークソリューションの提案・構築および提供を目指す。
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