トヨタのGAZOO Racing LFAと86がニュルブルクリンク24時間耐久レースでクラス優勝

2012年5月21日 16:47

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LEXUS LFA(レース仕様車)(画像:トヨタ自動車)

LEXUS LFA(レース仕様車)(画像:トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車は21日、5月17日から20日までニュルブルクリンク(ドイツ・ラインラント・プファルツ州)で開催された「第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に出場した、GAZOO Racingの「LEXUS LFA」と「86」がクラス優勝したと発表した。

 169台の車両が参加した決勝レースにおいて、SP8クラスで参戦したLEXUS LFA(83号車:木下隆之、飯田章、脇阪寿一)が総合15位、SP3クラスの86(166号車:石浦宏明、大嶋和也、井口卓人、高木実)が総合46位に入りそれぞれクラス優勝した。また、もう1台の86(165号車:影山正彦、佐藤久実、勝又義信、高木実)も総合65位、クラス6位で完走した。

 5月18日に行われた予選で総合順位32番となったLFA 83号車は、スタートから順調なペースで総合20位前後、クラストップでの走行を続けた。その後、車両接触等のトラブルでピットインを強いられる場面もあったものの順調に走行を続け、総合15位までポジションを上げて完走を成し遂げた。

 今年度、トヨタはGAZOOを通じたクルマファンづくりの活動として、顧客の笑顔につながる「いいクルマづくり」の活動を強化している。なかでもニュル24時間耐久レースへの参加を通じた人材育成を推進している。今回のレースでは、メカニックおよび86のドライバーとしてトヨタの社員が参加。24時間耐久レースの舞台となる全長25kmのコースのうち、約20kmは普段から車両の実験評価に使用されている「クルマづくりの現場」であり、同レースに参加したトヨタ社員は通常の実験評価よりもさらに過酷な環境下で様々な経験を得て、今後のいいクルマづくりに取り組んでいく。

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