グリーなど6社、「コンプガチャ」に関する消費者庁の発表を真摯に受け止める

2012年5月21日 11:47

印刷

 18日、消費者庁より、「カード合わせ」に関する景品表示法(景品規制)上の考え方の公表及び景品表示法の運用基準の改正に関するパブリックコメントが発表されたことを受け、NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、DeNA、ドワンゴおよびミクシィのプラットフォーム事業者6社は、同発表を真摯に受け止め、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会として、すでに作成中のコンプリートガチャ(コンプガチャ)に関するガイドラインに、今回の消費者庁からの発表をはじめとした関係各所の意見を反映させると発表した。

 6社は、同ガイドラインを可能な限りすみやかに完成させ、それに則り、ソーシャルゲームの運営を行っていくとしている。また、コンプガチャ以外のガイドラインについても継続して協議、検討していき、業界全体で顧客が安心安全に楽しめる環境の維持と向上を目指していく方針。

 6社は5月9日に、開発、運営しているソーシャルゲームなどのサービスにおける全てのいわゆる「コンプガチャ」に関して、5月31日までに取り扱いを終了することを自主的に決定した。今後は、事業者としての考えや対応について、パブリックコメント(意見公募)等を通じて意見提出することも検討していくという。

関連記事