トヨタ、ニュルブルクリンクで「GRMN」のコンセプトカーを展示

2012年5月16日 17:54

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「GRMN SPORTS FR Concept」(写真:トヨタ自動車)

「GRMN SPORTS FR Concept」(写真:トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車は16日、5月17日から20日までニュルブルクリンク(ドイツ・ラインラント=プファルツ州)で開催される「第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で、「GAZOO Racing tuned by MN(略称:GRMN)」のコンセプトカー「SPORTS FR Concept」を展示すると発表した。

 同コンセプトカーは、ターボとスーパーチャージャーを組み合わせたツインチャージャーを搭載することで、低回転から高回転まで幅広い回転域での優れた加速性能を実現したほか、専用チューニングのサスペンションにより、高レベルの操縦性・走行安定性を実現。これらの卓越した走行性能により、スポーツ走行の楽しさを存分に味わうことができる1台としている。さらに、スタイリングはFRらしさを強調する専用のフロントバンパーやリヤフェンダーなどにより、サーキットスポーツモデルにふさわしいデザインとしている。

 トヨタは「GAZOO Racing」の取り組みとして、顧客の期待を超える“いいクルマづくり”に向け、「LEXUS LFA」や「86」といったFR車でニュルブルクリンクの耐久レースへの挑戦を続けている。今回の車両も、“いいクルマづくり”の一環と位置付け、世界中のクルマファンのFRクーペに対する期待を検証するためのスタディモデルとして開発した。

 なお、GAZOO Racingのサイト(URL http://gazoo.com/racing/)では、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの模様をGPSシステムによる走行位置情報配信やチームのインタビュー映像を交えてライブ中継するほか、現地での車両展示の模様も紹介する予定。

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