【注目の決算発表】キヤノンMJは1Q純利益黒字転換で市場予想を上回り高値肉薄

2012年4月24日 12:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ) <8060> は24日、45円高の1055円まで上げて急続伸し、3月30日につけた年初来高値1075円に肉薄している。前日23日大引け後に今12月期第1四半期(1Q)決算を発表、経常利益がV字回復して市場コンセンサスを上回り、12月通期業績に対して順調な進捗率を示したことから、売り方の買い戻しを交えて買い増勢となっている。

  1Q業績は、前年同期比10%増収、2.6倍経常増益と増収増益転換し、純利益は19億5800万円(前年同期は5億7200万円の赤字)と黒字転換した。12月通期業績対比の利益進捗率は、28~27%と目安の25%をクリアするとともに、市場コンセンサスを経常利益が約8億円上回った。デジタル一眼レフカメラ、同交換レンズが続伸し、ビジネスソリューション事業でも、前期にグループ化した日本オセと昭和情報機器との相乗効果を活かしオフィスMFP(複合機)の出荷台数が拡大、産業機器でもウエハー検査装置、外観検査装置などが前年同期を大幅に上回ったことなどが要因となった。

  同社は、第2四半期累計業績の予想を開示せず、12月通期予想業績のみを開示しているが、12月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は70億円(前期比3%増)と続伸を予想している。

  株価は、今年1月開示の今期業績が市場コンセンサスを下回るとして922円と下ぶれたが、PBR0.5倍評価は下げ過ぎとして売り方の買い戻しも加わり1000円台を回復した。PER評価では20倍台と市場予想を上回るが、PBRは割り負けを示唆しており、好需給主導で一段とリバウンド幅を拡大しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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